治療効果は・・・鍼治療を受けるとどうなるか?
難しく言うとキリがないので、簡単に。
まず、人間の身体は、体内に異物が入るとその異物を取り除こうと拒否反応おこります。白血球は血液の成分の一つで、異物の進入に対抗してからだを守る働きをしています。風邪をひいたときに病原菌と戦うために白血球が増加し体温が上昇します。熱がでている状態は身体の中で戦っているということです。なので、38度くらいの熱であれば解熱剤など使うのはもってのほか、熱を下げる必要はなくて、安静にしておくのが一番です。ただし40度以上になると身体の機能が壊れていくので、解熱剤は必要ですが。
話はそれましたが、身体に異物が入って取り除くと言う拒否反応は、泥棒が家に入ってきたから追い返すのと同じです。
では鍼です。
鍼を身体に刺す、身体に入れると言いましょうか、身体に入れると身体の中ではどのようなことがおこっているか?
まず、鍼は人体からすると異物になります。その異物を身体に入れると、その部位に白血球が集まってきます。
この原理を使います。
例えば腰が痛いとします。その痛い部分に鍼(異物)を入れると、痛い腰の部分に白血球が集まってきます。悪いところを直そうとするではなく、異物を取り除こうと集まってきた白血球が結果的に、悪い部分の自己治癒能力を高めてしまって、治るということです。
魔法みたいに治っちゃう話を聞いたことあると思いますが、これが、鍼の即効性の秘密です。